アルバイトの選び方
今日は、大学生時代の私のアルバイト経験も踏まえて書いていきます。このタイミングで記事を書いたのは、コロナウィルスの影響で学校のスタートが5月に順延されているケースが多いと聞き、多くの学生がアルバイトを選択すると考えたからです。
ちなみに私は、学生時代に塾講師とカラオケ店、繁華街のクラブなど多岐に渡って働いていました。
何の為のアルバイトか?(目的)
大体がお金を稼ぐ為!と答えますね。
そのお金を何に使うかまでを明確にすると、こんな結果ではないかと思います。
- 購買資金(ブランド品・洋服など)
- 投資資金(株・FX・資格など)
- 貯蓄(貯蓄自体が目的)
- その他(返済・仕送り・仕事への興味など)
まず自分が働く目的をしっかりと考えなくてはならないのですが、経済的に考えると購買は足元を支える重要な行為となります。しかし、この購買資金が一番厄介です。
仮に100,000円のバイト代で同額のブランド品を購入すると
100,000円-100,000円=0円
つまり購入した瞬間に手元資金はなくなり、個人の価値という観点で100,000円相当の商品が手元に残ります。
結果→次の経済活動を行うために、またアルバイトをしなくてはならない。
お金の使い方

手元資金を購買による消費に即座に使用すると、結果的に0がつきまといます。どんなに頑張っても0円です。
私も学生時代に相当無駄をしたと思っています、例えば私服系ならドルガバやバーバリー、スーツならゼニアとか買ってましたが、今は殆ど残っていません。
だからこそ、どうしたらよいのか?
答えは簡単。
まずは購買資金と同額の金額が手元に残る方法で考えてみてください。例えば100,000円のアルバイト代で100,000円を手元に残して、且つ欲しいものを購入するやり方。
これが学生が行うべき投資です。(買いたいものは買って良いと思うのが私の考え、購入順序の優先順位などはここでは割愛します。)
利益が出たことにより、本来の元金を残しつつも購買ができる様にすることこそ、学生が考えて欲しいアルバイトのポイントです。
学生による投資の方法
誤解の無い様に書きますが、皆さんに株式やFXで200%にすることを伝えたいのではなく、元手が収益を大きくする種になるように使う事が大切だということです。
例えば、こんな投資事例が挙げられます。
- ECサイト運営
- 広告運営
- 小規模事業
- MBA等の各種資格
大事なのはこれから先に収益としてあがる設定なのか、リアルな経済活動を経験して収益をあげるのかの違いはありますが、自身に合った投資活動を行なって下さい。
貯蓄の為の貯蓄ー経済が止まる稼ぎ方ー
今回アルバイトの目的で、最も成長に繋がりにくい方法こそ貯蓄です。(ただし、貯蓄の目的が車の購入や専門学校への入学費などの経済に繋がる貯蓄は別です)
今の世の中で経済活動が鈍っている原因は、高齢者によるタンス預金と言われております。
その額43兆円(第一生命経済研究所の発表による)。
国家予算が300兆円という規模で考える14%近くにも値する大きな影響力です。
将来に備えて貯蓄したい気持ちは現在の不況を踏まえると十分に理解できますが、いざお金を使うときの行動はどのようなタイプになるでしょうか?
当然、消費型購買欲による消えるものへの購入が大半を占めることになり、結果的にまた0からスタートとなるでしょう。または使用せずに生涯を終わらす人もいることでしょう。
大きなお金を貯めて使い結果0から再スタートする程モチベーションが下がってしまいます。だからこそ、学生の内に経済活動を理解してお金の使い方を勉強すべきだと思います。
その為に、自分にとって本当に必要なアルバイトは何か?
人脈やお金の額、働く業種や働き方などそこで働く場所が明確になるように、今一度アルバイト選びを考え直してみてください。
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